水煙トリアージ

by Bird In A Cage

/
  • Streaming + Download

     

1.
2.
3.
4.
03:48
5.

about

3rd Work.
Available for Free Download.

credits

released July 22, 2015

All songs written by Keisuke Kato

Recorded by Daichi Kashiramoto (AZTiC)
Mixed by Junya Iwata (Triple Time Studio)
Mastered by Hirofumi Shimada (STUBBIE STUDIO)
Cover Art by Ayumi Fujihara

tags

license

about

Bird In A Cage Shimane Prefecture, Japan

contact / help

Contact Bird In A Cage

Streaming and
Download help

Track Name: 一から自由
性転換をして歩いたいつもの庭
踊り出した心地に生きている気がした

愛を見たなら誰も知らない
愛を見たならとても汚い

性転換をして歩いたいつもの庭
踊り出した心地に生きている気がした

愛を見たなら誰もしらない
愛を見たなら何もいらない

今届いたものが
未来だったとすれば
見たい、聴きたい、触れたい、食べたい、嗅ぎたい

愛を見たなら
Track Name: 在るように
どこにも生えていない人々の腕を見つけに旅立つから
天気はとても良好 またと無い旅行 日傘を忘れぬように

平成27年の1月1日に世間を驚かせた
どうして体の部位で腕だけが急に世界から消え去るのか

イタリア、オランダ、ドイツ、ニュージーランド、チリ、バングラデシュ
トルコ、メキシコ、リビア、グリーンランド、タイ、マダガスカル

よく見てみると辺り一面
使い古した拳銃だらけさ
だから、探さなくても選ぶだけでいい

その銃で僕のこめかみ撃つの?
そんな銃じゃ何も撃てるはずないよ
だって、誰も腕を持ち合わせていない

咆哮みたいな銃声が聞こえた
目の前にはマズルが見えた
だけど、いつも通りの空気を吸い込んだ
Track Name: 岩窟の聖母
真っ赤な閃光が
ふわっと落ちてきて体をくれた
卵は空じゃない

手垢と羊水の付いたままのモラトリアム
誰かの手にあるスイッチと
体育館よりも高い
天井を持った工場で
注目を集めた失敗作

月夜は何色か?
答えは前世に聞く
ピエロが持っていた
月を両手出して
頂いたような気分

幸いにも僕たちは
型紙を通り抜けて
細工をされたエトセトラ
服装や顔だけでなく
美貌や生き様さえ
決め付けられたクレオパトラ
Track Name: 心臓拾い
方角を忘れた 灯台に暮らした
簡単な仕事を 死ぬまでやり続けた

瞳にまとわりつく マンネリズムの虫
サングラスをかけて それを遠ざけた

「ほら見てごらん。あれが火の鳥さ。」と
火の鳥に言った 火の鳥は消えた

ふりだしに戻った

浜辺に火をつけた 安物の花火を
回収することが 僕の今日の仕事
だけど今日が終わり 明日が来た時は
明日が来た時は さぁ、どうしよう?

「ほら見てごらん。あれが気の毒さ。」

日記を書いとけば 後世に残るだろう
そうすればこの世に ずっと生きている

「誰が見るのかな? 字は読めるのかな?」

生きようか やめようか
Track Name: 薄紅色の変奏曲
●pt.1 深海のきまり●

私の前で立ち止まった老人へ
私の影が飛び移った
生き延びるみたいに

足先で買える一歩先の将来を
大安の日に変える夢を見てた
乾いた眼

時間が周波を忘れながらしゃがみ込む
蜜柑が果肉を押し出そうと熟れていくみたいに

「タダの出会いだから、只の出会いにして!」
「今日までのあなたに¥0の値札を付けよう」

新しい朝と昼と夜と繰り返す
流れは特に美しさを纏わずに
収穫高に金が動く喜びと
食卓の味を落とすための調味料

新しいことを見つけたのはきっと僕
あたり前に過ごしたのもきっと僕
みたいに


●pt.2 陶器の女●

真新しい肌に傷が見えた 運命的だ
図らずも左右に分かれかけて止まっている
目を閉じていても残された冷めた手触り

新しいあたたかさはないみたいだ

秒針の移動で傷が増えた 致命的だ
もどかしくて今日も立ち尽くした 台座にのって
真新しい傷は誰も知らない 言えない場所

悲しいことなんてないみたいだ